Simcenter FLOEFD
EDA data handling by EDA Bridge
回路基板データのインポートと解析
Simcenter FLOEFD EDA Bridge は EDA分野とのインターフェースの役割を果たすために開発された比類なき機能を備えたオプションツールです
Siemens EDA Xpedition®、 Cadence® Allegro® PCB Designer 、図研CR5000 Board Designer といった先進EDAソフトウェアのPCB設計データをFLOEFDにすばやく簡単に取り込みます

EDA Bridgeの主な機能には次のものがあります
EDA情報の編集 基板外形形状および層構造の編集 ができます
実装部品のフィルタリング 低発熱で小さいコンポーネントをフィルターで除外して設計を簡素化します
このような場合 除外された発熱量は基板全体に展開することができます
実装部品の発熱量の設定 EDAデータに含まれていない発熱量の数字を手動で追加/変更します
発熱データがインポートされた設計ファイルから失われている場合にはサーマルリストを作成してインポートします
PCBモデルのFLOEFDへの転送 アセンブリとしてデザインをFLOEFDに転送して 解析条件付きプロジェクトを生成します
基板アセンブリは 必要に応じて解析モデル内で位置決めして熱解析を実行することができます
EDAインポート
対応フォーマット
xPCB Layout(Xpedition PCB) CCおよびCCEファイル (バージョン7.9.3以降)
IDF ファイル  ODB++ファイル 
ProStep ファイル  IPC2581B フォーマットファイル など
電子回路基板の設計データ(EDAデータ)インポートに関連する解析機能として以下が利用可能です
Smart PCB FLOEFDの解析モデルに含まれるPCBを多数のノードを持つネットワークアセンブリとして表現します このモデルは熱伝導解析だけではなく構造解析にも利用できます
Package Creator
パッケージクリエータ
Simcenter FLOEFDで使用する半導体パッケージの熱モデルを迅速に作成することに特化したツールです
封止材、ダイ、ダイアタッチ、リードフレーム、ダイアタッチパッド、ボンディングワイヤなどのさまざまなコンポーネントを指定することによって 半導体パッケージの正確な熱モデルを作成することができます
PDML インポート PDML 形式の IC パッケージ定義の FLOEFDへのインポートを可能にします
PDMLフォーマットには ジオメトリ、発熱源、および材料プロパティに関する情報が含まれています
このフォーマットは Siemens EDA の製品であるFloPACKでも使用されており ライブラリデータは2抵抗またはネットワークアセンブリとして提供されます